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視知覚発達検査

日常生活では目からの情報が非常に重要な要素となっています。

目で物を理解しているのでは無く、脳で情報処理を行い図形や文字、遠近感や位置関係を理解しているのです。

視力検査だけで「
見る機能は100%問題ない」と判断する事は間違いでもあります。

視力や両眼視機能、必要に応じ視覚認知検査などトータルに検査を行うことで、弱い部分が分かるのです。

視覚認知が悪いと、目から入った情報を脳内が上手く処理出来ず、図形の形や位置関係、物を記憶する能力、
遠近感や方向性が理解しにくい状態となってしまいます。

視力が良いから認知力も良いとは限りません。

もう一つ大切な事は、眼球自体に異常が無いかを確認する必要があります。

視知覚検査を受ける前には必ず眼科を受診し、眼疾患の有無を確信する事も大切です。

次のような事が思い当たる方は一度視覚認知検査をお勧めします
 ☆ 黒板の字や図形を、ノートに書き写すのが苦手
 ☆ 読む速度が遅い
 ☆ 行を飛ばして読んだり、同じ行を繰り返し読んでしまう
 ☆ 探し物を上手く見つけるのが苦手
 ☆ 図形を理解しにくい
 ☆ 上下左右の認識が苦手
 ☆ 鏡文字を書く

視知覚の発達は3歳半から7歳半までが最大となります。

視知覚障害があると、ゲームやスポーツが不得意になり、自分で服を着たり身の回りの事が出来にくい場合があります。

このような事も年齢を重ねる上で、徐々に改善又は離脱する場合が多いのですが、その時期が来るまで他人と自分を比較し、
自分の不得意な部分に悩み、苦しむ事になる場合もあります。

視知覚障害の有無や視知覚障害のどの分野が不得意なのかを検出するのが視知覚発達機能検査です。


図形を認識出来なければ、文字を認識しにくい為、結果的に漢字や単語を理解しにくくなります。

このような場合は、図形を認識するトレーニングが必要となります。

このトレーニングは短期間で結果が出にくいため、長期間のトレーニングが必要であり、
そのトレーニングに向き合う意欲が無ければいけないことを理解して下さい。

検査においては、矯正視力検査〜眼球運動検査の項目は全て行います。

視覚発達機能検査にはいろいろな種類がありますが、当店では DEM DTVP TVPS 中から数種類の検査を行っています。

年齢や理解力によって選択する検査が違ってきます。(検査方法を理解出来ない場合は測定不能の場合があります)

検査の手順
 ☆ 矯正視力検査1(片眼遮蔽検査)  屈折異常(近視、遠視、乱視などの検査)
 ☆ 矯正視力検査2(ハンフリス法・オクルージョン法)
 ☆ 両眼視機能検査  斜視や斜位、立体視などの検査
 ☆ 調節検査  ピント合わせの検査
 ☆ 輻湊力検査および開散力検査  眼球の内寄せや外寄せの検査
 ☆ 眼球運動検査  衝動性眼球運動や追従性眼球運動の検査
 ☆ DEM(Developemental Eye Movement Test)  眼球運動発達検査
 ☆ DTVP(Developemental Test Of Visual Perception)  フロスティッグ視知覚発達検査
 ☆ TVPS(Test of Visual Perceptual Skills) 3rd Edition  視知覚検査
 ☆ MVPT-4(Moter-free Visual Perseption Test-4)  モーターフリー視知覚テスト
  WAVES(Wide-range Assessment of Visual-relation Essenntial Skills)   ウェーブス視知覚発達検査
注意:DTVPとTVPSはどちらか1種類の検査を行います


では、発達検査 DEM DTVP TVPS WAVES について説明します。

 WAVES(Wide-range Assessment of Visual-relation Essenntial Skills)  ウェーブス視知覚発達検査
 平成25年9月に登場した視知覚発達検査です。
 日本にて制作された検査で、視知覚だけでなく、目と手の協応運動や視知覚との連携など
 総合的に検査が可能です。

 この検査は7項目の下位検査と4項目の補助検査で構成されています。
 時間的には検査の説明や例題にて検査方法を確認しながらテストを実施します。
 総時間は60分程度を要しますが、休憩を取り入れながら行います。

 総合的な検査では非常に有効な検査ではないかと思われます。
 検査の結果
 視知覚指数(VPI:visual perception index)
 目と手の協応全般指数(ECGI:eye-hand coordination general index)
 眼と手の協応正確性指数(ECAI:eye-hand coordination accuracy index)
 視知覚+眼と手の協応指数(VPECI:visual perception and eye-hand coodination index)

 上記の4項目が結果として測定されます。

WAVESは最新式の検査ですが、検査説明などを含め検査時間は60分程度必要とします




 DEM(Developemental Eye Movement Test) 眼球運動発達検査
 検査対象年齢:6歳〜成人

 検査は3種類から構成されており、水平眼球運動と垂直眼球運動に関しては、一列に規則的に並んだ数字を読んでもらいます。次に水平方向にランダムな間隔に並んだ数字を読む処理能力を測定し、眼球運動の発達を検査します。
 眼球運動能力が発達していないと、行を飛ばして読んだり、同じ行を繰り返し読んでしまう事などが起こります。検査後は多くのデータから得られた数値と比較し、年齢単位で結果を得る事が出来ます。

眼球運動は日常生活やスポーツを行う上で非常に大切な機能の一つです。

ゆっくり動く物を目で追う
「追従性眼球運動」・・・虫や鳥、ボールなどを見るときに使用する眼球運動です。

速く動く物を目で追う
「衝動性眼球運動」・・・探し物をする時などに使用する眼球運動です

これらの眼球運動は
両眼のチームワーク(両眼が一緒にスムーズに動く機能)が上手くできなければ、全ての項目において支障をきたしてしまいます。

DEM検査では、これらの眼球運動が出来ているかチェックすることができます。

スポーツビジョンについては、ここから お入り下さい。



 DTVP(Developemental Test Of Visual Perception) フロスティッグ視知覚発達検査
 検査対象年齢:4歳〜8歳未満
 検 査 時 間:30分〜40分(途中休憩をします)

 幼児や児童の視知覚発達を検査します。
 5つの検査項目から構成されており、視知覚認知検査において多く用いられている検査です。
 検査の内容は、1視覚と運動の協応 2図形と素地 3形の恒常性 4空間における位置 5空間関係です。
 1 視覚と運動の協応

 視線の動きは手の動きを誘導します。
 眼球の動きと手の動きの協応が悪いと、一定の幅の中に直線を上手く書くことが出来ず、マスからはみ出した字を書いたりします。
 この検査では、幅の広い図から徐々に幅の狭い図へ移行します。
 どの幅まではみ出さずに直線を書けるか試してもらいます。
 2 図形と素地

 ゴチャゴチャ書かれている図形の中から、指定した図形を探してもらう検査です。例えば左の写真で星(図形)を見つけてもらい、四角形と月型が素地となり、的確に星形のみを認識できるか検査します。
 この機能が悪いと、家の中で目的の物を探すことが難しくなります。
 また、注意力が散漫で、他に刺激が発生すると、その方向に注意が行きやすい場合が見受けられます。
 3 形の恒常性

 いろいろな形の中に隠れている一つの図形を探す検査です。
 同じ形でも大きさや図形が書かれている環境が変わっても、認識できるかを検査します。この機能が悪いと黒板に書いた大きな正方形とノートに書いた小さな正方形も同じ大きさと誤った認識をしてしまう事があります。
 4 空間における位置

 いくつかの図形の中から違う方向や違う位置の図形を探してもらう検査です。この機能が悪いと、上下左右や深い、浅い、遠い、近いなどの位置関係の認識が出来にくくなります。
 よく道に迷うような場合に認識度が低く測定される場合があります。
 例えば、bとd、pとq、6と9、38と83、など区別が付きにくく、一緒と認識してしまう場合があります。 
 5 空間関係

 2個以上の物の位置関係や自分との位置関係を知覚しているかを検査します。
 左側に書かれている模範の線と同じ線を、右側に書いてもらう検査です。簡単な直線から徐々に複雑な線へ変化して行きます。



 TVPS(Test of Visual Perceptual Skills) 視知覚検査
 検査対象年齢:4歳〜19歳未満
 検 査 時 間:30分〜40分(途中休憩をします)

 DTVPをもう少し詳しく行う検査です。検査対象年齢は一応4歳からとなっていますが、検査項目が多い為、最後まで集中力が持続しない場合があります。よってこの検査は小学生より検査を実施しております。(特別な場合は幼児にても実施する場合があります)
 この検査の内容は、1図形の識別 2単一図形の記憶 3視空間関係 4形の恒常性 5連続図形の記憶 6図形と素地 7形の閉合です。
 1 図形の識別( Visual Discrimination )

 似たような図形の中から、同一の図形を抽出する能力を検査します。
 図形の特徴を上手に把握出来ない場合は、同じ図形と認識することができません。
 
 2 単一図形の記憶( Visual Memory )

 上の図形を短時間見て記憶してもらいます。その後、下の図形の中から記憶した図形を言ってもらいます。
 目からの情報を短時間で正確に記憶し、その記憶を元に課題に対応できるかを検査します。

 記憶が弱い場合、覚えたと思っても途中で忘れてしまう。

 何度も何度も確認しなければ行動(作業)出来ない。

 一つの作業を行う場合、人より多くの時間を要するなどみられます。

 
 
 3 視空間関係( Visual Satial Relationshis )

 上下左右の感覚は自分を中心と位置づけて認識されています。この検査ではいくつかの図形の中から違う図形を探してもらいます。自分を中心とした空間を認識や把握が出来ていない場合、鏡文字を書いたり、文字を覚えにくいなど出てきます。スポーツでも相手側の選手の位置が自分に対してどの位置にあるかが認識しにくくなります。

 空間的な関係を把握出来れば、物の位置関係を把握する事が可能なのです。
 4 形の恒常性( Visual Form-Constancy )

 恒常性とは、ある図形が大きさや環境が変わっても、同じ図形であると認識できることです。その図形に対して概念を把握できなければ認識する事が困難になってしまいます。例えば、パンフレットに小さく書かれている非常口のマークと、実際に壁に付いている大きなマークを同じマークと認識出来なければ、日常生活にて支障をきたす事が考えられます。
 5 連続図形の記憶( Visual Sequential Memory )

 2 の単一図形の記憶より少し難しい検査となります。
 検査方法は2と同じで、短時間に連続した図形を記憶し、同じ図形を言ってもらう検査です。
 記憶する図形は数個と増えますので、2の応用編と考えてください。
 より精密の高い記憶と情報処理が必要となります。
 6 図形と素地( Visual Figure-Ground )

 DTVPと同じ内容です。自分が探している図形を合理的に把握し、周りにある物体(素地)の中から探し出す能力の検査です。
 この認知力が低いと、黒板に書かれている文章の中から、一つの漢字を見つけ出すことが難しくなってきます。
 7 形の閉合( Visual Closure )

 完成していない図形を、全体のイメージとして認識する機能です。
 点で書かれた図形を眼球運動を上手に使い、イメージの中でつなぎ合わせて一つの図形を認識出来なければ、違った図形をイメージしてしまいます。


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注意:これらの検査は目の機能を検査するものであり、眼疾患の治療を目的としたものではございません。

眼疾患についての治療・ご相談は眼科にてお願いします。

眼科受診をご希望の方はご紹介をさせていただきます。

また、この検査のみで発達障害の有無の判定は出来ません。


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検査は全て予約制となっております。

夜でも検査は可能ですので、お電話かメールにてお問合せ下さい。
(夕方以降の方が予約が取れやすい状態となっております)

メールの場合は直ぐにお返事が出来ない場合がございますのでご了承下さい。

お問合せの電話番号 0972-62-2970  メールは  
toyofuku.opt@sky.plala.or.jp

お電話でのお問合せは、午後6時までにお願いします。